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【仕事は辞めるべき?】不登校と親の働き方の両立について考える

「仕事と子育ての両立」は、現代社会において多くの親が抱える問題のひとつです。そして、その中でも「不登校の子どもがいる場合」は、その難しさが一層増すことでしょう。

不登校という状況は、子ども自身はもちろんのこと、親や家族にとっても大きなストレスや悩みを抱えるもの。そんな状況下で、仕事と子育てを両立することは容易なことではありません。

しかし、諦めずに取り組むことで、必ず解決策は見つかるはずです。本記事では、仕事と不登校の子育てを両立するためのヒントをご紹介します。ぜひ、ご参考にしてみてください。

目次

仕事は続けよう!不登校の子育てと親の仕事を両立させることの重要性

不登校の子どもを持つ親が、自分自身の働き方を維持することは、生活を維持するためだけでなく、子どもの問題を解決するためにも重要な要素です。

親が働かなければ、家計が圧迫され、不登校に陥った子どもに必要な支援を受けることができなくなってしまいます。また、親が自分の仕事に専念することで、家庭内のストレスを軽減することもできます。不登校に陥った子どもを持つ親がストレスを感じると、それが子どもにも悪影響を与えてしまうことがあります。

多種多様な働き方を選ぶチャンス!?不登校の子の親の働き方について

子供が不登校になったとき、子供と向き合う時間が必要不可欠となります。過干渉なのもよくないですが、働きづめで疲れて子供と向き合う時間がまったく取れない状況も子供に悪影響を与えます。

子どもの年齢や家族、職場での人間関係など、置かれている状況はさまざま。職場の理解が無い場合やいざとなったときは、転職や時間の融通が利きやすいパートタイム勤務などを考える必要もあります。

まずは子供が不登校になり子供と向き合う時間が必要であることを、なるべく早めに上司や同僚に相談してみましょう。子供の状況によってリモートワークや時短勤務など子供の面倒を見ながら働くことが可能な働き方をさせてもらえるよう打診してみてください。

スケジュールの調整がききやすい、フリーランスや自営業などに転身するという手段も。最近ではオンライン上で仕事が完結するWEBライターやデザイナー、プログラマー、オンライン家庭教師など、個人でも働きやすい時代になってきた印象です。

管理人

実際私も、子供の不登校を機に激務だった前職を辞め、残業無し&人間関係のストレスがほぼ無い企業に転職しました。転職してからは子供と向き合う時間が増え、不登校長男やほかの兄弟たちとも楽しく過ごせるようになりました

親が仕事をしながら不登校の子どもを支援する方法

不登校の子どもを持つ親は、子どものサポートをするために時間を割く必要がありますが、同時に仕事もしなければなりません。ここでは、親が働きながら、不登校の子どもを支援する方法について紹介します。

学校とのコミュニケーションを維持する

不登校の子どもを持つ親は、学校とのコミュニケーションを維持することが重要です。学校の先生と連絡を取り合い、子どもが受けるべき授業内容や課題を把握することができます。また、学校側からのサポートやアドバイスを受けることができます。

オンライン学習を活用する

現在は、オンライン学習が普及しています。不登校の子どもには、自分のペースで学ぶことができるオンライン学習が適しています。親は、オンライン学習のサポートをすることで、子どもの学習を支援することができます。

学習支援のアプリを活用する

学習支援のアプリを使うことで、子どもの学習を支援することができます。例えば、問題集アプリやタブレットを活用した学習アプリなどがあります。親が仕事中でも、子どもが学習するのをサポートすることができます。

学習以外の時間を有効活用する

不登校の子どもは、学校に行かない時間が長くなるため、その時間を有効に活用することが重要です。例えば、読書や外出、家事など、子どもが好きなことや興味を持ったことをする時間を設けることで、子どもの成長につながります。

不登校の子どもを抱えるワーママ(パパ)必見!不登校児の相談先を紹介

不登校は、子どもだけでなく親にとっても悩みの種です。一人で抱え込んでしまいがちな親御さんに向けて、今回は不登校児の相談先を紹介します。専門的な知識や豊富な経験を持った相談員が、親子の悩みに丁寧に向き合ってくれます。ぜひ、相談してみてください。

教育相談窓口

不登校に関する相談は、教育委員会が設置する教育相談窓口にもできます。教育相談員が、子どもの問題点をヒアリングし、解決のためのアドバイスをしてくれます。相談は無料で、匿名で受け付けているところもありますので、気軽に相談してみてください。状況によっては精神科のクリニックなど別の機関を紹介してもらうこともあります。

フリースクール

フリースクールは、通常の学校に通うことが困難な子どもたちが、自分のペースで学ぶことができる学校です。学校教育に馴染めなかったり、人間関係に悩んでいる子どもたちには、効果的な支援策となるでしょう。フリースクールは、全国各地にあり、無料で利用できるところが多いため、利用してみる価値があります。

NPO法人

NPO法人には、不登校児の支援活動をしているところがあります。不登校の子どもたちの相談にのるだけでなく、フリースクールや進路指導などのサポートも行っています。また、相談や支援に際して、費用がかからないところもありますので、まずは問い合わせてみてください。

不登校児を抱える親が専門家や相談員に相談するときに注意するポイント

不登校は、子供だけでなく親にとっても深刻な問題です。親が専門家に相談する際には、以下のポイントに注意することが大切です。

相談する専門家を選ぶ

不登校に関する相談は、教育委員会、学校カウンセラー、精神科医、心理カウンセラーなど、さまざまな専門家に相談することができます。相談する専門家を選ぶ際には、その専門家の専門分野や経験、評判などを調べ、自分の子供の状況に合った専門家を選ぶようにしましょう。

相談する前に自分自身を整える

自分が冷静でない状態で相談をすると、感情的な反応を示すことがあるため、相手に伝わりにくくなってしまいます。相談前に、自分自身を落ち着かせ、冷静に状況を整理することが大切です。

相談内容を具体的に伝える

相談する際には、相手に具体的な内容を伝えることが大切です。子供が不登校になった理由や、親自身がどのように悩んでいるかを詳しく説明しましょう。また、子供の性格や癖、好きなことなども伝えることで、専門家が的確なアドバイスを提供することができます。

アドバイスに耳を傾ける 専門家からアドバイスを受けた際には、そのアドバイスに耳を傾けることが大切です。専門家は、多くの経験や知識を持っているため、親自身が気づかなかった視点や解決策を提供してくれることがあります。ただし、提供されたアドバイスが自分自身や子供に合わない場合は、遠慮なく専門家に伝えましょう。

子供が不登校の時は無理せず働くことを重視しよう

仕事を辞めれば子供との時間は確かに増えます。ですが、家で四六時中一緒にいるとどうしても親は過干渉になりがち。過干渉は不登校の状況をより悪化する一因になります。

一方で、全く干渉しない&放置するのも悪影響を及ぼします。全く相手にされない、気にかけてもらえないというのは大人でも寂しいものです。

不登校の子どもとは、子供の状況にもよりますが「つかず離れず」の距離感と親の精神状態を良好に保つことが必要不可欠。不登校は長期戦になることが多いので、周囲の手助けを極力得ながらマイペースに生活することが重要です。

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\ 高校選びで失敗しないために情報を集めよう /

通信制高校はさまざまなタイプの高校があり、どの高校がいいのかわからなくなってしまうもの。

情報収集を怠り子供に合わない高校へ進学した場合、学習やスクーリングが続かず再び不登校になったり退学することもあります。ただでこそ高い学費をドブに捨ててしまうことにもなりかねません。

自分に合った学校を見つけるためには、複数の学校の資料を比較したうえで見学や個別相談することが必要不可欠。通信制高校の資料請求サービスを使うことで、複数の学校の情報を一度に手に入れることでサービスやサポートの違いや特徴を比較することができます。


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この記事を書いた人

東京都在住。年子3人(高1、中3、中2)の母。現在高校生の長男が中2の秋から突然完全不登校→定時制高校へ進学。中3次男も不登校になったものの再登校開始。世の中常識の反対側を行く育児で心を回復させることを決め現在実行中。競馬と猫が大好き。

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