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【不登校中学生との生活記録】夏休み明け…長男が適応指導教室に通い出すも

長いようで短い夏休みが終わりを告げる9月。

次男・長女は8月下旬頃から宿題ガーといい宿題に取り組むようになったものの、長男はどこ吹く風。

あまり気にしていない様子を演じているようでしたが、弟と妹から登校刺激を受け「俺も適室行かないとな」と言い出しました。

6月に学校に行かせてしまい大失敗した経験を踏まえ、夏休み中は学校の話題などが出るたびに

「学校なんて行かなくていいし宿題もしなくていい。適室なんて行かなくていい。ママはそう思ってる!」と私は言い続けました。

そんな我が家の長男の9月の動向を、私の行動や気持ちの変化も含めてお伝えしたいと思います。

↓2023年我が家の夏休みの記録はこちら…

目次

私の反対を押し切って?コッソリ家を出て適室へ通う

長男が1学期まで通っていた適応指導教室が始まるのは9月某日からで、私も始まる日にちは知っていたのですが…長男に「ねぇ~適室っていつからだっけ?」と聞かれても、「知らんし!行く必要ないっしょ」としか答えませんでした。

しかしながら…夫に聞いたのか、1学期にもらった資料を確認したのか分かりませんが、9月某日の朝になると髪型を整え髭を剃り、荷物をまとめ始めました。

そんな長男を見ながら私は「行かなくていい!」と声をかけました。すると…何も反論してこないものの、すごくウザそうな顔をされました。

その後私が身支度をすべく別室に異動したタイミングで、足音もドアの開閉音もたてずこっそりと家を出て適室へ行ってしまいました。

身支度を私が終えると、長男に付き添ってることの多い飼い猫の1匹が長男をさがしているかのようにうろうろとしていて、そこで出て行ったことにようやく気がつきました。

友達を誘って行った夏祭り以来、自発的に外に出ることもなかったので適室なんて絶対行かないだろうと思っていたので、驚きました。

通ったのは最初の一週間だけ…その後は通えなくなる

また以前のように週3日午前中だけ通い始めたのですが、通い始めてからも「行かなくていいんだよ」とは言い続けてました。

そのたび、黙ってウザそうな顔をされるのが私は辛かったのであまり何度もいう事はせず、一度「行かなくて良い」と言ったら席を外す…的な感じで対応してました。

最初の一週間は通っていましたが、ある日悪天候(強風)のときがありその時は「うーん。今日はさすがに行かないかな」と言っていました。私はいつも通り「行かなくていいよ」からの別室へ移動の対応でした。結局その日はお休みしました。

週明け、全く身支度や用意もせず…その後は一切行けなくなりました。先週までは私に黙ってこっそり行っていたにも関わらず。

赤沼先生に相談したら「いい子を装ったのではなく、長男は自分なりに挑戦し、それに失敗しただけ。一時的に落ち込むとは思うし時間はかかると思うが、また挑戦をし出すときがくる」と回答がきました。

適室に通えなくなったことで長男の状態は悪化

適室に通えなくなったことは、本人もショックだったみたいでその後は表情も暗くなり、ゲーム&動画漬けになりました。

昼夜逆転はしたことないのですが、朝は起きるのは遅くなりお風呂に入らない日も増えてきました。お風呂に入らなくなったのは今回が初めて。今思えばかなり大きなショックを受けていたのだと思います。

適室に通えなくなり、お風呂に入れなくなり、私以外の他の家族と話す回数や頻度も減り、飼い猫の一匹と部屋に閉じこもる日が徐々に増えていきました。

さらに数日経つと、私の声掛けにも全く応じずハグもあからさまに避けるようになってしまいました。食事も食べたり食べなかったり…私が居ない時は料理などしていたようですが。

長男の状態があからさまに悪くなり、自分のしたことは間違いだったのではないか?とすごく落ち込みました。

今は耐える時期と思って長男が回復するのを待つしかない

長男が私の反対を押し切ってコッソリ適室へ行ったというのはいい傾向だと思っています。

ただ、行動しだしたからと言ってその後万事うまく行くというわけではないようで…行動していくなかで失敗したり、その失敗を踏まえてまた行動してみたりと、トライアンドエラーを繰り返して成長していくような気がしています。

それは大人でも同じことが言えますよね。

ただ、行動しだしてからこんなに落ち込むとは私は思っていなかったので、私も精神的にかなりのダメージは喰らいました。

長男の態度で精神的にダメージを喰らったり、その後とある事で変に誤解されひと悶着あったこともあり(誤解されたことについてはすでに解決済なので書きません)

次男からインフルを移され熱発→体調不良なのに無理して都内出張(代役がいないため)→その後生理来て腹痛と出血がひどく寝込む

という感じで体調不良のトラブルに見舞われ…この9月は本当に大変な思いをしました。

結果的にこの対応で間違いではありませんでした。っていうか、間違いであったとしても…またそこからいろいろ対策練ってやり直せばよくない?

日本人って本当失敗恐れ過ぎだなって思います。SNSとか見ても「○○は正しい!」「△△は間違ってる!」とか両極端になりすぎだし。長男みたいにトライアンドエラーの精神で行動しちゃダメなのかね。主語をデカくするのはダメか…

善人ヅラして正論や効果的なアドバイスしたところで、その人が間違いに気づいて行動しなければ全て無意味だし。

その後の長男の経過についてはまた別記事に書く予定です。

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この記事を書いた人

東京都在住。年子3人(高1、中3、中2)の母。現在高校生の長男が中2の秋から突然完全不登校→定時制高校へ進学。中3次男も不登校になったものの再登校開始。世の中常識の反対側を行く育児で心を回復させることを決め現在実行中。競馬と猫が大好き。

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